大人にこそ絵本を読んでほしい理由
仕事、家事、育児、
見えないストレスを抱えながら、
皆さんはどんなストレス発散をされていますか？
私は、もっぱら子供に隠れて
…甘いものを食べています。
そしてもう一つ
癒される時間があります。
それが、
子供に『絵本の読み聞かせ』をしている時間です。
絵本の読み聞かせは、
夜寝る前の日課にしています。
『仕事で疲れてしまった日』
『子供に怒ってしまった日』
『忙しくてイライラしてしまった日』
どんな日でも絵本を読みました。
正直疲れていて
めんどくさいと思う事も
ありましたが、
子供は絵本が大好きだったので
欠かさず読みました。
読み終わると、
必ず「読んでよかった。」
と思いました。
心のトゲトゲが取れて
気持ちがリセットされ、
癒されました。
私が癒された絵本を５冊と、
『大学生に対する絵本読み聞かせ体験によるリラックス効果の検討』
という論文で実際に読まれた２冊をご紹介していきます。
＼入園・入学おめでとう／絵本ナビ 春のフェア2021
【癒し】くまのコールテンくん
コールテンくんは大きなデパートの
おもちゃ売り場に売られている、
緑色のズボンを履いたくま小さなくまのぬいぐるです。
「はやく、誰かが自分をうちにつれていってくれないかなあ」
こう思っていました。
表紙のコールテンくんを見て分かる通り、
ズボンのボタンが一つとれています。
ボタンを探しにデパートの中を探しに行きます。
コールテンくんは
「ぼく○○してみたかったんだ。」など
自分の夢をおしゃべりするシーンが度々あります。
コールテンくんは幼い子供のように
夢や希望がたくさんあるのです。
最後のシーンでは
『本当の友達』として買ってくれた
リサがボタンを縫ってくれます。
行動することで
コールテンくんの『夢』は叶い、
幸せそうに遊ぶコールテンくん。
『おうさまのごてん』には住めなかったけれど
本当に大切なものに出会えたようです。
コールテンくんの
行動力、夢、リサの優しさ、本当に大切なもの。
見る人にとって感じ方が違い、
読むたびに好きになる絵本です。
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価格:1,320円 |
【感動】100万回生きたねこ
235万人が涙したロングセラー。
読んだことのない人の方が
少ないんじゃないかというほど
有名で名作の絵本ですね。
私も子供への読み聞かせで何度も読みましたが、
何度も泣きながら読んでいます。
100万回生きて100万回死んでも
泣くことのなかったとらねこが
初めてそばにいたいと思った
しろねこに出会い、人生を共にするお話。
しろねこと人生を共にし、
最後このとらねこが死ぬとき、
もう生きかえりませんでした。
『中田敦彦のYouTube大学』でも
大人向け絵本として紹介されました。
中田さんの紹介の内容が素晴らしいので
そちらをご覧ください。
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100万回生きたねこ （講談社の創作絵本） [ 佐野 洋子 ] 価格:1,540円 |
【癒し】こんとあき
あきちゃんと、きつねのぬいぐるみのこんは
あきが生まれたときからずっと一緒にいました。
あきが大きくなるにつれて、
こんはだんだん古くなっていきます。
ある日、こんの腕がほころびてしまい、
おばあちゃんの住んでいるさきゅうまちへ二人で向かいます。
こんがあきを妹の様にひっぱって案内しますが、
健気に頑張る姿が印象的です。
頑張るお兄ちゃんと妹を見ている感覚ですね。
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価格:1,430円 |
【勇気】えんとつ町のプペル
キングコング西野亮廣さんの代表作。
映画化もされましたね。
（私も見に行きました。）
こちらも涙が止まりません。
泣きながら子供に読み聞かせをしました。
周りに何と言われようと、
自分の想いを信じて突き進む姿に心を打たれます。
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価格:2,200円 |
【ポジティブ】わたしとなかよし
頑張りすぎている大人に読んでほしい、
圧倒的にポジティブな気持ちになれる作品。
『わたし』にはすてきなともだちがいるの。
それはね、『わたし』
いつも『わたし』は『わたし』と一緒。
この絵本の主人公はどんな時も
『わたし』を大切にしています。
『わたし』が大事だから歯磨きをするし、
体をきれいにしてご飯ももりもり食べます。
生活の中の一部は自分のためにやっていること。
本質的なことを改めて考えるきっかけになります。
現代は周りの人を大事にするのが
美徳とされていますが、大人になるにつれて
自分を大事に出来なくなっている環境のように感じます。
でも、当たり前に
『わたし』を一番大事に出来るのは、
『わたし』なんですよね。
『わたし』（自分）に厳しくなりすぎず、
『わたし』の一番の味方を『わたし』がしたいですね。
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価格:1,430円 |
【友情・つながり】わすれられないおくりもの
論文で実際に使われた『死』を考える絵本。
年をとったアナグマは手紙を残し死んでしまいます。
死んでしまった後、友達は悲しみますが
それぞれにアナグマとの思い出に浸ります。
子供が『死』を理解するまでには時間がかかりますよね。
死んでしまった後に残るもの、
残せるものはを考えさせてくれる絵本です。
大人は「故人」を想いながら
残してもらったものを感じながら
読むのかもしれませんね。
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わすれられないおくりもの （児童図書館・絵本の部屋） [ スザン・ヴァーリ ] 価格:1,320円 |
【友情・つながり】だいじょうぶだよ、ゾウさん
こちらも論文で実際に使われた『死』を考える絵本。
年老いたゾウと幼いネズミのお話です。
仲の良いゾウとネズミは
ゾウの死期が近づいてきていることを感じ始めます。
ゾウは死期が近づくと違う島へ行くことになっています。
2人はお別れしなければいけません。
別れても二人の心はつながっていることを感じさせてくれます。
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だいじょうぶだよ、ゾウさん [ ローレンス・ブルギニョン ] 価格:1,650円 |
大人絵本はすぐできる心の整える方法
ストレス発散というと、
時間がかかったりお金がかかったりする
印象が多い中、絵本はかなりコスパのいい
ストレス発散の方法だと思います。
（お金かかるストレス発散も素晴らしい）
私は年間1500冊くらい絵本の読み聞かせをしています。
読み聞かせをしながら、心を整えています。
短い物語の中にそれぞれの感じ方があり、
読んだ時期によってくみ取り方が変わったりします。
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絵本を読んで特別な時間をお過ごしください。
